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約13haの天然林と約26haの植栽試験林から成り立つ試験林は、立ち入り禁止の場所ですが、午前中に申し込めば、午後1時から2時間ほどインストラクターの方が案内してくださいます(4月を除く全公開日)。 |
立ち入り禁止の鎖を外して試験林の中に入ります。 落葉の積もった1本の林道を進みます。山の土の匂い、若葉の匂いが一杯です。 |
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モミを上層木とし、アラカシなどの照葉樹を主とする天然林、大正時代から何種類もの木が植えられてきた植栽試験林も今は自然林のようになり多くの動物が生息しています。この森を利用して、合成フェロモンを用いて害虫を防除、動物たちの通り道コリドーを作る、天然林の遷移の調査、巣箱を沢山かけて、鳥たちによる害虫駆除、黴を利用してマツクイムシ・カミキリムシを退治する研究、などなど、自然の環境を守るための地道な研究がなされています。 |
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★試験林の様子 樹木の種類はウラジロモミ・オニクルミ・カツラ・クヌギ・ケヤキ・シラカシ・トチノキ・ホオノキ・イチョウ・インセンスシーダー・リギタマツ・テーダマツなど |
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害虫駆除の試み あちこちに、合成フェロモンによる誘引トラップがつるしてあります。 |
★試験林内の植物など |
フデリンドウ | フタリシズカ | モミジガサ |
タカオスミレ |
チゴユリ |
キジョラン |
サイハイラン |
マタタビ |
セリバオウレン |
ムラサキケマン |
害虫の穴 |
ムササビの巣穴 |
檜の葉ウラはY、サワラはX、あすなろはW、ネズコは無印とか、かやの葉先はとがっている、もみの葉先は2つに割れているなど詳しい見分け方も教わったり、大変楽しい2時間でした。皆さん是非お出かけください。 |
上へ 多摩森林科学園1(桜の頃) 多摩森林科学園2(若葉の頃)も御覧下さい。 |